ギプス外れて、リハビリ、退院
前回は骨折から手術までを書きました。
そして今回は、ギプスが外れてからのことを書いていこうと思います。
ギプスは確か3、4週頃で外れました。すいません記憶が曖昧で…
ですが、荷重はできないので基本的に片足で松葉杖使って歩いていました。
ずっとギプスをつけていたこともあって傷口がどうなっているのかわからなかったんですが思っていたよりグロテスクなものでもなかったです。
※人によっては嫌悪感を覚えるものかもしれないので嫌だと思う方は飛ばしてください。
術後の傷口ですが、写真は抜鉤(ばっこう)した後になります。
抜鉤は傷口を止めてあった鉤を抜く作業ですが、痛みにうんざりしていた私は抜く前は怖くて仕方ありませんでした。ですが、いざ抜くってなると痛みはありますがすごく痛いわけでもなく例えるなら毛をゆっくりと抜かれているような感じです。
もし、怖いなぁと思う方がいましたら参考にしてください。
ちなみに傷が二つあるのは、後ろは脛骨にプレートを入れるための切開で前は前十字靭帯の
処置の切開です。こう考えると2カ所手術してるんだから大事ですよね…
さて、今度は話はリハビリに移ります。
ギプスが外れたのでいよいよ右足の本格的なリハビリが始まります。
荷重ができないこの時期はもっぱら膝の可動域訓練が主になります。
初めに言っておきますが、この作業が一番痛いです。でも、膝が動くようになっていくのは
嬉しかったです。
ギプスを外して直後の頃は膝はほとんど曲がらず60度前後だったと思います。
正常であれば膝は130度曲がるのでそう考えると物凄く硬くなっています。
参考程度に関節可動域のリンク貼っておきますね。
https://www.japanpt.or.jp/upload/jspt/obj/files/publiccomment/4_rom_20140612.pdf
そんな感じで、ものすごく硬い膝を曲げるためのリハビリがとても痛かったです。
リハビリの先生の話では、曲がる人はスコーンと簡単に曲がることもあるそうですが私はそのタイプではなかったようです。
あと、リハビリの他にCPMという機械があって勝手に膝の曲げ伸ばしをしてくれる機械です。
これもやっぱり痛かったです。動かないもんを動かそうとするわけだししょうがないですけどね…笑
それで、痛みを繰り返しやって徐々に関節は大きく動くようになりました。
6週目に三分の一で荷重がかけられるようになりました。
痛みがあるかもとの前情報がありましたが思ってたより痛みは少なかったです。
どっちかといえば苦労したのは三分の一の体重をかけて歩くことでした。規定より超えると骨には悪いし荷重が少なすぎると骨はくっつかないっていうし常にどれくらいなんだろうって不安はありました。
あと、荷重を始めてから少し関節の動きが拡大したのも嬉しかったです。
それはからは1週間おきに荷重量は増えました。
7週目は半分の荷重です。
この時も荷重量に不安はありましたけど、人間普通に立った時は半分乗っている状態なので幾分か感覚が掴みやすくて幸いでした。
あとは、体重を乗せるのはいいですけど軽く痛いんですよね。けど、文句言ってちゃよくなるのも遅くなるしで頑張ってました。
8週目はいよいよ全荷重です。
ジャンプしたり走ったりは全荷重オーバーなのでそれ以外は普通です。ただ、筋肉が無いので全荷重するにも杖は必要でした。
ただ、数日すればだいぶ杖は要らない感じになります。この時はやっぱり嬉しかったです。やっと一人で歩けるようになったのは感動でしたね。でも、もっと早くから筋トレして筋肉つけとけばよかったと少し後悔もしました。笑
そして、膝関節の動きですけど曲げる方は110自分で110度くらいまで曲げられていました。人に曲げてもらえばギリギリ120いくかどうかでしたね。
伸ばす方は6、7週目で−5から10ぐらいで止まってました。
そんな感じで退院に至ります。
退院の許可は家で1人で生活できることだったので全荷重になってからは進み具合にもよりますけど結構トントン拍子でした。
終盤にかけて飛ばし気味でしたけど、以上が退院に至るまでの経緯です。
次回は退院してからのことを書いていこうかと思います。